ゲイカップル代理母で親になる??in New Zealand

僕らが見知らぬ国で赤ちゃんと出会い家族になる軌跡。

初めての不妊検査

NZのクライストチャーチで不妊治療専門の病院といえば、

Fertility Associates || Fertility Associates Christchurch

というよりかはここ以外の病院は見つかりませんでした。

まず、電話なりemailなりで予約を取りましょう。

 

僕らは最初の診断まで3週間待ちでした。。(明日が初診)

初診:$285となります。

それ以外にも、精子検査と血液検査でそれぞれお金がかかります。

精子検査は$115ずつ。血液検査はそれよりも安いはず。

 

僕たちは、うちのパートナーの精子を使うつもりでしたが、病院には念のため二人分、検査をするようにといわれ、二人分の検査をしました。明日、検査も発表です。

それらの検査は初診の1週間前には済ませておいてほしいとのことで、どちらも平日のみ対応だったので、彼とは別々に行きました。

 

精液検査は初めてで、射精後1時間以内に指定の検査所まで持ってきてとのことでしたが、場所が遠くて・・w

 

その精液検査後、血液検査へ。

血液検査では、相変わらず針が怖くて、息を荒げて泣きそうになっていたところ、

看護師さんに、”your wife will go through more of this. so you have to be patient"と言われました。直訳すれば、奥さんはこんなようなことをもっと経験するんだから、お前がんばれよ!的な。

はて、、なんのこと、、と一瞬思いましたが、あーこの人、僕には奥さんがいて二人で不妊治療をするものだと思っているんだ。

そうだよな、そう思うよな。男二人で、ってまさか思わないよな。

いや、NZでもこんなもんだよな、なんて。

 

職場の上司(ソーシャルワーカー/レズビアン)に、NZの医療の現場では、LGBT差別は割とひどいよ、と昔聞いたことがあります。まさか、NZの医療現場で。だって、医療現場ってそういう面で特に気を付けないといけないところじゃない。だから、医療現場でまさか、そういうassumption(予想-証拠もなくそうだろうと決めてかかること)で会話を進められることになるなんて思わなくて。

ただ、差別をされたまでは思わないけれども、ゲイカップルが代理母で子供を持つことはケースとしては多くなく、そういう想定で話をしてしまうことももちろんあるよ。

ここで声を上げること、それこそが正しいソーシャルワーカーのはずなのに、あははですませた自分も許せない、なんて思ったりもします。

 

こんなことがあったんだよ。ってうちのパートナーにしたら、彼も同じ経験を違う検査所でしたwっていう話をしてて。

 

そうか、二人ともが同じ経験をしてしまうくらいには、NZでは、本当に珍しいんだなー。

そんな珍しいことを二人の母国でもない国で、これからするのか、なんて思ったり。

 

赤ちゃん、いつであえるかな。楽しみだな。